な、な、なんで??? お、おれに???

彼、イニシャルはK。

Kは、きょうも想いあぐみ、悩み、腕を組み、首を傾げていた。



あれは、高校2年の冬。3学期のことだった。

「なした??? (どうしたの?)」  問いかける、俺とクラスメイト。

『あのやぁ、なしてが、わがんねども、な、な、なんで、お、おれに・・・』
(あのね、何でかわからないけども、な、な、なんで、お、俺に・・・)

「何あったのや?」 (何があったんだい?)

『なんもだよ!』 (なんでもないよ!大丈夫だよ)

「だども、なんか、悩んでるみでだね。」 (だけれども、なんか、悩んでるみたいじゃないか)

『ん~。』

「話してみれ」 (話してみなよ)

『あのや、おれのどごに、くるのよ。』 (あのね、おれのところに、くるんだよ)

「なにが?」

『専門学校とか、大学の入学案内』

「それが、なした???」 (それが、どうしたんだ?)

『だって、「女子栄養大学とか、女子短大とか、なんとか専門学校とか」請求した憶え、ねんだもの』 (請求したおぼえ、ないんだもの)

「ふ~ん。」

『・・・・・・・・・・・・・・・ふぅ。』

「まんず、気にすんな!!  現代社会、いろいろあるべ!!」 
(まぁ、気にするなよ!!  現代社会、いろいろあるだろう!!)

『うん。』





Kには、悪い事をしてしまった。

実は、その案内書、旺文社の進学案内綴じ込み郵送料着信払いのやつ、俺たちみんなで、仲のよかったKの住所宛で、軒並み、出しまくってたんだ。

ごめんな!!! K。  あやまる。。。  悪かった。       許してくれ・・・・・。





その後、彼Kは、その中のひとつの写真の有名専門学校に入学した。

いまは、プロ・カメラマンである。




よかった、のか?  わるかった、のか?    ?????????

皆さん、どう想いますか???


   2008(平成20)年1月4日(金曜日)  午前4時36分 記す 

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